更新日時: 2019年/07月/31日 by aruna
ミナミヌマエビは水草水槽の定番ともいえる存在ですが、実は混泳できる魚はそれほど多くありません。
安心して混泳可能なのは
カラシン類
メダカ類(グッピーやプラティなど)
アカヒレ・ダニオ・ラスボラなどの小型コイ
コリドラス
プレコ
ぐらいでしょうか。これらの仲間しか水槽に入っていなければ、基本的にミナミヌマエビが襲われることはありません。
ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビは水槽に入れて放置しておけば勝手に卵を産んでどんどん増えていきます。
卵は孵化するまでメスのお腹にぶら下がったままなので食べられることはありませんし、生まれた稚エビは目に見えないほど小さいので、ほかの魚に食べられることもありません。
つまり、抱卵した個体を隔離したり、稚エビを育てなくても数が増やせるほど、ミナミヌマエビの繁殖力は強いのです。
最初は10匹ぐらいしか導入しなくても、一年後には100匹以上に増えていることもザラにあります。
このように、どれだけ悪環境でも繁殖が可能なのですが、もしコンスタントに数を増やしたければ専用の水槽(30センチ程度のプラケースで構いません)を用意して、そこに水草と数匹のミナミヌマエビを入れておけば、どんどん増えていくので試してみてください。
ミナミヌマエビの販売
ミナミヌマエビは全国各地、いたるところで販売されています。もちろんチャームなどの通販サイトでも購入可能です。また、ヤフオクでは個人が繁殖させた個体が極めて低価格で販売されています。
ミナミヌマエビの採集
ミナミヌマエビは静岡県以南の河川などに普通に分布しています。あまり綺麗でない川にも生息しているので、網ですくえば簡単に掴まります。川に沈んでいる木の枝や水草の陰に隠れているので、網を入れてガサガサすれば数十匹~百匹以上掬えることもあります。
ミナミヌマエビの寿命
ミナミヌマエビの寿命は短く、一年から2年ぐらいだといわれています。繁殖のスピードが速く、個体の特定が難しいため正確な寿命ははっきりわからないのですが、すくなくとも2年以上生きる個体は稀で、ほとんどの個体は一年半前後で寿命を終えるようです。
まとめ
ミナミヌマエビは非常に飼育しやすいです。酸欠と薬品にさえ気を付ければ、40度近くの高温にも耐えることができます。
繁殖も簡単ですが、混泳相手だけには注意するようにしてくださいね~!!!
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