エビ・カニ(甲殻類)

オカヤドカリの飼育・繁殖について

 

オカヤドカリは沖縄などに分布する陸生のヤドカリです。
最近なぜか人気があるのでペットショップでみかけることも多いです。

そんなオカヤドカリの飼育や繁殖について紹介します。

オカヤドカリは神経質でデリケートな生き物

オカヤドカリは神経質でデリケートな生き物です。
ちゃんとした環境で飼育しないとすぐに死んでしまいます。
ちゃんとした環境とは、広いスペースで清潔な底砂と飲み水が用意された環境です。

まず、飼育容器は45センチ~60センチ以上の大きさのプラケースか水槽を用意します。
その中に砂を入れます。これは海水魚用の細かい砂や、砂浜で取ってきたものでも構いません。
オカヤドカリは砂の中で脱皮をする性質があるので、砂はケースの3分の1程度の深さまで入れます。

オカヤドカリは乾燥に弱いので、毎日霧吹きなどで砂を湿らせることも大切です。

オカヤドカリは陸で生活していますが、エラで呼吸しています。
ですから、呼吸するために水は絶対に必要です。
小動物用の水入れに新鮮な真水を入れておく必要がありますし、毎日水を換えてあげなければなりません。
また、ミネラル分を補うために、真水とは別に海水も必要です。
そのため、オカヤドカリを飼育する場合、真水と海水2種類の水入れを用意する必要があります。

ちなみに最近の飼育家の間では、プラケースなどを水槽の中に埋め込み、投げ込み式フィルターでろ過を行っている人もいるほどです。

オカヤドカリの寿命

オカヤドカリは自然界では30年以上生きる個体もいるといわれています。しかし、新鮮な水と清潔な環境でないと生きていけないため、飼育下でそこまで長生きさせることは難しいと思います。

オカヤドカリのエサ

オカヤドカリは水や環境の汚染には弱いですが、エサはなんでもよく食べます。
野菜くずや生き物の死骸のようなものでもOKですが、汚れやすくなってしまうのでできれば配合飼料を与えるのがベストです。
金魚のエサのようなものでも構いませんが、オカヤドカリ専門のエサも売られているのでそちらを使ったほうがいいでしょう。

オカヤドカリの温度

オカヤドカリは25度前後で飼育するようにしましょう。15度以下になると活動が鈍くなり、10度以下では危険な状態になります。
熱帯魚用のパネルヒーターでは出力が弱いので、小鳥や小動物用の暖房器具を使うとよいでしょう。

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