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メダカが痩せて死ぬ痩せ細り病の原因と治療について【メダカを太らせる】

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メダカ

更新日時: 2023年/09月/18日 by aruna

メダカが痩せて死ぬ痩せ細り病の原因と治療について紹介します。単なる痩せとの違いやメダカを太らせる方法についても紹介します。

痩せ細り病の治療法や原因は諸説あり、100%確実な治療法はありません。当記事の内容を実践する場合は自己責任でお願いします。

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メダカの痩せ細り病について

メダカの痩せ細り病について解説します。メダカの痩せ細り病とは、メダカがガリガリに痩せて元気がなくなり、最終的に死んでしまう状態のことを言います。

紙のようにペラペラになってしまうため、普通の痩せているメダカとは全く違う状態になります。

痩せ細り病の原因はよくわかっていないのですが、水槽でメダカを飼育していると多発するため室内飼育と関係しているのでないかと言われています。

メダカの痩せ細り病の症状

メダカの痩せ細り病の詳しい症状について説明します。

痩せる

まず、メダカの痩せ細り病の一番目立つ症状は痩せることです。メダカは痩せ細り病になるとガリガリに痩せ細ります。

餌を与えないとメダカは痩せますが、痩せ細り病になるとまるで病人のようにやせ細ってしまい、骨と皮だけのペラペラ状態になります。病的な痩せ方なので慣れてくるとただの痩せか痩せ細り病かの見分けがつくようになります。

ヒレを閉じる

さらに、痩せ細り病の場合は普通のヤセと違って、ヒレを閉じて泳ぐようになります。メダカがヒレを閉じだすと体調不良のサインであり、早急な治療が必要になります。また、ヒレを閉じるだけでなくヒレや体表に白いものが付着したりすることもあります。こういった場合は痩せ細り病だけでなく細菌感染症などを併発している可能性もあります。

体色が薄くなる

痩せ細り病は単に痩せるだけでなく体色が薄くなります。特に赤系のメダカは特にわかりやすく色が抜けたようになるため簡単に判別できます。色が不健康になり、白っぽくなってきて痩せ細り始めたら注意が必要です。

群れからはぐれる

痩せ細り病になったメダカは群れからはぐれるようになります。他のメダカと単独行動をとりがちになります。また、痩せ細り病のメダカは他のメダカからいじめられたり追い回されやすくなります。元気だったメダカがあきらかに弱々しくなってきたら痩せ細り病の可能性が高いです。

動きが鈍くなる

さらに病気が進行すると痩せ細り病のメダカは動きが鈍くなります。次第に水面に浮いてくるようになり、末期まで進行すると手で触れるようになります。このレベルまで病気が進行すると治療しても意味がないことが多いです。

痩せ細り病の予防について

痩せ細り病の予防は、栄養価の高いエサをたくさん与えることです。メダカは常に何かを食べ続けていないと弱ってしまう魚です。エサがないときは水中に浮遊しているプランクトンなどを食べています。このため、栄養価が低いエサだったり、エサが全くない状態が続くとたちまちやせ細ってしまい死んでしまいます。

栄養失調とやせ細りの関係性

メダカのやせ細り病の原因は諸説ありますが、栄養失調が関係していることは確かです。おそらく栄養失調がきっかけとなって寄生虫や細菌などに感染し、体調を崩してしまい死んでしまうのだと思います。この一連の出来事を「やせ細り病」と呼んでいるのだと思います。

実際、エサを食べ残しが出るぐらい過剰に与えている環境では痩せ細りは1匹も出ませんでした。

私の実家では、父がメダカを飼育しています。父は生き物を飼育した経験がないため、一気にドバーッと餌を与えて水を腐らせ、メダカをよく死なせています。

何回注意しても全く聞かないのでもう諦めているのですが、そんな実家の環境ではやせ細り病のメダカは今まで一匹も出ていないのです。もちろん、食べ残しが沈殿するほど餌を与えると水が腐ってしまい、エロモナスなど他の病気が発生するため、父の真似をするのはやめたほうがいいですが、エサを十分に与えないと痩せ細り病になるリスクがアップすることはほぼ確実です。

エサは栄養価が高いものをこまめに一日何回も与えるのがベストだと思います。これだけでやせ細り病が出るのをかなり防げると思います。

メダカの痩せ細り病の原因

メダカの痩せ細り病は原因がよくわかっていませんが、諸説あります。痩せ細り病についての原因を紹介します。

ストレスによる拒食

痩せ細り病のメダカをよく観察してみると、いじめられたり1匹で泳いでいるメダカが多いです。痩せているからいじめられているのではなく、どうもいじめられているメダカが痩せていき、最後は弱って死ぬパターンが多いような気がします。

さらに、後述しますが痩せ細り病のメダカを隔離して生き餌を与えたり、グリーンウォーターに入れるだけで回復してしまったという事例もあります。

つまり、メダカの痩せ細り病は栄養失調や細菌感染ではなく、単なるストレスによる拒食症であるとの説も有力だと言えるのです。

細菌

メダカの痩せ細り病の原因で、個人的に最も怪しいと感じているのが細菌です。メダカがカラムナリスやエロモナスなどの細菌に感染して食欲がなくなり、腸から栄養を吸収できずに弱って死んでしまうという説です。

実際、私もやせ細って食欲がなく、水面を漂っているメダカを塩水浴させたら完治した例が何個もありました。そして、痩せ細り病のメダカを放置しておくと確実に死んでしまいます。

つまり、メダカの痩せ細り病は水質悪化や消化不良ではなくれっきとした病気である疑いが極めて強いです。

寄生虫

メダカの痩せ細り病の原因はトリコジナ、コスティアなどの寄生虫が原因であるとの説もあります。寄生虫がメダカの内蔵に入り込み、栄養を吸い取ってしまうため餌を食べてもガリガリに痩せ細ってしまうのです。

さらに厄介なのが内蔵に寄生虫が入り込むとリフィッシュなどの薬が効果がなくなってしまうため治療法が存在しないことです。

水質悪化・栄養不足

メダカの痩せ細り病は水質悪化や栄養不足ではないかとも言われています。実際、イトミミズなどの生き餌やグリーンウォーター、PSBなどは痩せ細り病を予防すると言われています。

また、DHAなどの栄養素が不足すると魚は痩せてしまうという説もあります。実際、おとひめなどのフィッシュオイルを含んでいるエサに変えたら痩せ細り病がなくなったという方もいます。

実際、エサの量を少なくしたり、栄養価が低いエサを使っている水槽では痩せるメダカは多かったのは事実です。おとひめなどの高栄養なエサを大量に与えている水槽では痩せるメダカは1匹もいませんでした。

メダカは水中の微生物やコケなど、常に何かを食べている習性があるため、グリーンウォーターや生き餌を容器内に入れて常に栄養を摂取させるのです。

また、普通の餌ではなく、「ハイグロウ」「金パケ」「おとひめ」など栄養価の高いエサをたっぷり与えたり、ビタミン剤などを添加するとやせ細り病になるメダカが少なくなったという声もあります。


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