更新日時: 2019年/06月/27日 by aruna
水槽の大きさはプラケースの中サイズほどあれば十分ですが、ケースが狭すぎると共食いしやすくなるので注意が必要です。
サワガニの場合、共食いはあまりしませんが、脱皮した直後は体が柔らかくなっているので他の個体に襲われやすいです。
ですから、ある程度ゆとりをもって飼育し、隠れ家となる石や流木などを用意するとよいでしょう。
サワガニの餌
サワガニは雑食性で、どんな餌でも良く食べます。金魚などに用いる配合飼料で構いませんが、海老やザリガニ専用の餌を与えるとよりよいでしょう。
また、イトミミズや赤虫などの生餌も非常に好みます。
サワガニの種類
サワガニは、個体によって色が大きく違います。ほとんどの個体は赤茶色をしていますが、青色や紫色、明るいオレンジなど、綺麗な個体がたまに混じっているのでコレクション性がかなり高いです。
サワガニの寿命
サワガニの寿命はそこそこ長く、3年から5年程度が目安です。しかし、甲殻類の寿命はあまり厳密ではなく、低温で飼育するとかなり長生きする個体もいます。
ですから、実際はもっと長生きする可能性はあります。
サワガニの繁殖
サワガニは淡水でも繁殖が可能なので、簡単なイメージを持たれやすいですが、実はかなり難しいです。
サワガニの人工繁殖が成功したのはここ最近のことであり、それまでは水産試験場や水族館でも産卵させることができませんでした。
飼育下ではなかなか抱卵に至らないことが多いため、個人が水槽で繁殖を行うのは困難といえます。
ただ、採集個体が卵を持っていることがあり、その場合は難なく孵化させることが可能です。
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