更新日時: 2018年/10月/06日 by aruna
多くの一体型ヒーターは水温が26度になるように設定されていますが、実はこれは正確な数値ではありません。
ヒーターの出力が弱い(GEXに多い)と24度ぐらいから上昇しませんし、出力が強すぎる(コトブキ、テトラなどに多い)と28度ぐらいになってしまいます。
嘘だと思うなら今すぐオートヒーターを購入して水温を計ってみればいいですし、パッケージにも2度前後の誤差があることは明記されています。
さらに、この出力の微妙なズレはヒーター個々によって異なるので、一概に何度とは言い切れません。
ただ、ほとんどのメーカーが出力を強めに設定しているので、実際は26度ではなく28度ぐらいの水温になっていると考えた方がいいでしょう。
もちろん、28度で飼育してもほとんどの魚には悪影響はありません。
しかし、海水魚などの25度前後で飼育しなければならない魚は別です。
特にサンゴの場合は24~26度で必ず飼育しなければならないので、オーとヒーターは悪影響を及ぼす恐れがあります(そんな人は少ないと思いますが)
このため、値段ばかりに気を取られてオートヒーターを購入してしまうのではなく、海水魚など水温の許容範囲がシビアな魚では、サーモ付きヒーターを用意すべきなのです。
まとめ
グッピーなどの普通の熱帯魚を飼育するときはオートヒーターで十分です。
特にメダカやコリドラスの仲間は低温に弱いので、ヒーターが壊れても全く気付かないこともあります。
しかし、シクリッドやカラシンなどは低温に弱いので、なるべく壊れにくいサーモ付きヒーターで飼育したほうがいいでしょう。
もちろん、その場合は壊れた時の予備用に、もう一つオートヒーターを用意しておくとよいでしょう。
コメント