更新日時: 2018年/10月/06日 by aruna
ヒーターには一体型ヒーターとサーモ用ヒーター、二つの種類があります。
どっちを選ぶのがいいのでしょうか?
熱帯魚歴13年の私が正しい選び方をお教えしましょう。
水温を上げるためならどれも一緒
いきなり身も蓋もないことを言いますが、
水温を上げるという目的でヒーターを選ぶのなら、一体型もサーモ付きヒーターも同じです。
Amazonやチャームなどでたたき売りされている千円のヒーターも、温度調節可能で高性能のサーモスタットがついたヒーターも全く変わりません。
ですが、値段が安いヒーターとそうでないヒーターは安全性が違うとされています。
たとえば、エヴァリスという観賞魚ヒーター専門の会社が作ったヒーターは壊れにくいとされています。
実際、気が遠くなるほど安全テストを繰り返して出荷しているようで、製品の頑丈さには定評があるブランドです。
しかし、エヴァリスを使おうが、激安ブランドでおなじみGEXのヒーターを使おうが、壊れるときは壊れます。
ヒーターは突然なんの前触れもなく動かなくなりますし、一年使っただけで保証の対象外になります。
つまり、ヒーターは一年使ったらいつ壊れてもおかしくないし、どこにも文句は言えないという、極めて脆い飼育用品なのです。
一体型ヒーターはすぐに壊れる
特に、一体型ヒーターと呼ばれる、サーモとヒーターが一体化した製品は壊れやすいです。これは、温度を感知するセンサーと熱を発生させるヒーター本体部分が近いので、どうしてもセンサーがおかしくなりやすいからです。
また、サーモとヒーターが分かれている製品は、ヒーター部分を取り換えればまた使えますが、一体型のタイプは使い捨てなので、その都度買い替える必要があります。
煮魚になることはほぼない
しかし、ヒーターが壊れるといっても、温度が制御できずに水温が上がりすぎてしまい、水槽の魚を全滅させてしまうという悲惨な事故はほぼ起きません。
私もこの13年間、ヒーターを少なくとも20本以上使ってきましたが、ヒーターの寿命で動かなくなるものはあっても、誤作動したケースは今まで一度もありませんでした。
コメント