アマガエルの飼育・繁殖について

更新日時： 2019年/09月/29日 by aruna

ただし、同じエサばかり与えていると栄養が偏るので、爬虫類や鳥類用のビタミン剤を振りかけましょう。

ちなみに、野外で採集してきた昆虫は寄生虫を持っているので与えない方がいいです。

アマガエルはならせばレプトミンなどの人工飼料に餌付きます。レプトミンをピンセットでつまんで目の前で動かしてやればそのうち食いつくようになります。
さらに慣れるとレプトミンを置いただけで食べるようになりますが、慣れるのには個体差があるようです。

アマガエルの繁殖法

アマガエルは田んぼや池に卵を産み付けます。オスは田植えの季節～梅雨ごろまでに大声で鳴いてメスをおびき寄せ、大規模な産卵活動を行います。そのため、アマガエルを繁殖させるためには大きなサイズの水場が必要です。

アマガエルをブリードしている人はほとんどいませんが、個人でも繁殖させている人を見つけたので簡単にまとめておきます。

繁殖用に大型のケージ（水槽でいうとおそらく６０～90サイズ）を用意し、その中にコンテナを入れて水を入れます。
水の中にはアナカリスなどの水草を入れます（産卵床）

あとはケージ内にカエルを大量に放ちます。アマガエルは集団産卵するので群れで投入したほうがいいようです。

このような産卵セットを準備するとアマガエルを個人でも繁殖させることができるようです。

アマガエルのオタマジャクシは農薬まみれの田んぼにも普通に生息しています。しかし、愛好家のブログを読むと結構デリケートで落ちやすいようです。

アマガエルのオタマジャクシはサイズが小さいのでメダカの稚魚用の配合飼料や粉餌などを与えます。