更新日時: 2019年/03月/31日 by aruna
台湾オオクワガタの飼育法を解説!
この記事では、タイワンオオクワガタの飼育法や繁殖法、販売情報などを解説していきます。
タイワンオオクワガタの飼育難易度
タイワンオオクワガタは成虫、幼虫ともにとても飼いやすいです。
また、国産オオクワガタにとても似ているため、飼育ノウハウが流用できるのも嬉しいポイントです。
○タイワンオオクワガタの繁殖
タイワンオオクワガタの繁殖はとても簡単で、生き物を育てたことがない人でも可能です。
タイワンオオクワガタのペアリング
タイワンオオクワガタは非常に凶暴です。メスを攻撃する可能性があるため、ペアリングには注意しましょう。
ただ、ヒラタクワガタほどの凶暴性はないため、メスを投入したらすぐに真っ二つにされるなどの悲しい事態になることはほとんどありません。
しかし、万が一のことを考えた場合、長い間同居させておくのはリスクがあるといえます。
そこで、私は数日同居させたらすぐにオスとメスを引き離すようにしています。
タイワンオオクワガタの産卵セット
タイワンオオクワガタのメスは朽木に産卵します。
ただの朽木でも十分ですが、カワラ菌糸材やレイシ材を使うとたくさんの卵を得られます。
また、産卵セットに菌床ボトルなどを入れて菌床産卵させることもできます。
菌床産卵の場合、あまり当たりハズレがなく、確実に10個以上の卵を回収できるので、初心者におすすめです。
タイワンオオクワガタの温度管理
タイワンオオクワガタは、国産オオクワガタと同じ25度程度の温度で産卵を始めます。
また、低温にも強く、室内なら越冬できるのでエアコンなどの設備も必要ありません。
タイワンオオクワガタの幼虫飼育
タイワンオオクワガタの幼虫は、昆虫マットや菌糸ビンで飼育することができます。
特にタイワンオオクワガタの幼虫はヒラタケ菌床を好むため、菌糸ビンに入れると国産オオクワガタよりも早いスピードで大きく育ちます。
タイワンオオの幼虫は共食いする
タイワンオオクワの幼虫は共食いします。
そのため、産卵セットを放置して、いつまでも割り出さずにいるとどんどん数が減ってしまうので注意しましょう。
タイワンオオクワガタの羽化までの期間
タイワンオオクワガタの羽化までの期間は、8か月から12か月以上です。
大型のオスの場合は一年以上かかることもあります。
ただ、タイワンオオクワガタの場合、温度が上昇するとすぐに蛹になる性質があることから、国産オオクワガタよりも早く羽化が始まることがあります。
そのため、メスの場合半年足らずで成虫になってしまう場合もあるので、サイクルが若干早いです。
タイワンオオクワガタのギネス
タイワンオオクワのギネスは、84.3ミリです。タイワンオオは80ミリ以上を作出させるのはかなり難しいので、更新するのはなかなか難しいでしょう。
タイワンオオクワガタを大きく育てる方法
タイワンオオクワガタを大きく育てる方法は、春先の高温に気を付けるということです。
タイワンオオの幼虫は、温度が急上昇するとすぐに蛹になってしまいます。
ですから、年中20度程度で管理して、なるべく幼虫の期間を延ばしてじっくりと育てれば、あなたも大型のオスを作出できるかもしれません。
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