更新日時: 2023年/09月/18日 by aruna
ちなみに、メダカは赤い色の遺伝子を持たないため、楊貴妃の朱赤色は厳密に言うと濃いオレンジ色です。後述する上級グレードの楊貴妃も真っ赤になることはありません。もし真っ赤なメダカがあるとしたらそれは遺伝子組換えのメダカでしょう。
楊貴妃メダカの飼育
楊貴妃メダカの飼育は非常に簡単です。楊貴妃は発売されてから20年近く経っており、とても丈夫に改良されています。改良メダカの中でも最も簡単なのでメダカの入門種として楊貴妃が選ばれています。
楊貴妃メダカの繁殖
楊貴妃メダカの繁殖は非常に簡単です。改良メダカの品種は1000種類以上ありますが、その中でも1番簡単と言っても差し支えありません。楊貴妃は卵を産む数が多く、ビオトープなどで放置しておいても繁殖を楽しむことができます。
楊貴妃メダカの固定率
楊貴妃メダカの固定率は非常に高いです。楊貴妃メダカは全国で大量生産され、20年近く累代飼育(兄弟同士を掛け合わせること)されています。
このため、楊貴妃メダカはほぼ固定化されており、固定率は99%以上だと言われています。実際、楊貴妃同士をかけ合わせるとほぼすべての個体が親と同じ姿で産まれてきます。
たまに黒い斑模様が現れたり、ダルマやヒカリ体型の楊貴妃が現れることがありますが、全く色形が違う子供が産まれてくることはほぼありません。
楊貴妃の色揚げ方法(赤色をさらに強くする方法)
楊貴妃の色揚げ方法(赤色をさらに強くする方法)について説明します。楊貴妃に限らず、メダカの朱赤色は低水温でじっくりと育てると鮮やかになると言われています。実際、大人になりたての若魚はクリーム色をしており、朱赤色が出てくるのは数ヶ月してからです。さらに朱赤を鮮やかにするためには越冬させる必要があります。
また、メダカは容器の色に合わせて体色を変化させます。このため、黒い容器で育てたほうが色が濃くなり、朱赤色も鮮やかになります。
楊貴妃メダカの派生品種
楊貴妃メダカの派生品種について説明します。
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