更新日時: 2020年/03月/20日 by aruna
カブトムシは餌を与えなくても一週間以上は死ぬことはありませんが、水分がなくなるとすぐに死にます。
ですからケースの中が湿っていないか確認して、餌がなくなっていたら補充します。カブトムシの死因の第一位はおそらく乾燥死なので、ケースの湿度管理には最大の注意を払うようにしてください。
餌の種類は関係ない
ちなみに、栄養価の高い餌を与えていても、カブトムシの寿命を伸ばすことはできません。
これは、カブトムシは糖分以外の栄養分をほとんど吸収できないからです。
ですからわざわざ高そうな昆虫ゼリーを買い与えるよりも、ダイソーなどで売られているもので構いません。
餌も糖分が含まれていればなんでもいいのですが、管理のしやすさがら昆虫ゼリーがベストでしょう。スイカなどの果物はケース内で腐敗したり、昆虫マットが水分でベチャベチャになる状態になります。カブトムシはお腹で呼吸しているので、水分でお腹の気門が詰まると窒息死します。
やはり昆虫ゼリーを与えておくのがカブトムシの寿命を延ばすのには一番いいようです。
針葉樹マットを使わない
最後に、生体を管理するときは針葉樹マットではなく、広葉樹マットを使います。
針葉樹マットは抗菌効果があるので、ダニやコバエが発生しにくくなります。
ですが、この抗菌作用がカブトムシの寿命を縮める危険性が指摘されています。
実際、ブリーダーの中には針葉樹マットを絶対に使わないことをポリシーにしている人もいるほどです。
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