更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
メダカが水面にぼーっと浮いてくるのは病気かどうかを説明します。治療法と見分け方についても解説します。
メダカがぼーっと浮いてくるのは病気の可能性がある
最初に結論から申しますと、メダカが水面でぼーっと浮いているのは病気の可能性が高いです。ただし、もちろん病気ではない場合もあるためきちんと見分けることが大事です。
ぼーっと浮いていることに加え、
エラが腫れて苦しそうに動かしている
体が充血している
白くて細長くて半透明の糞をしている
食欲がない
指で触ろうとしても逃げない
などの兆候が見られたら病気である可能性が極めて高く、速やかに治療を始めないと死んでしまうでしょう。
メダカがぼーっと浮いている原因
メダカがぼーっと水面に浮いている原因を紹介します。
エサを食べている
まず、メダカが水面に浮いてくる原因はエサを食べているだけの可能性が最も高いです。メダカは水中の微生物や有機物を食べます。水面近くでぼーっとしているメダカをよく見ると口をパクパクと小刻みに動かしていることがあります。この動作は水面の微生物などを食べているときのものなので、病気ではありません。
なお、この場合はボーッとしているのではなく仲間と追いかけっこをしたり水底の方へ泳いでいったりと活発に動き回っています。
寝ている
消灯後の場合は水面近くでぼーっとしているのは単に寝ているだけの可能性が高いです。メダカは人間のようにまとまった睡眠を取ることはありませんが、暗くなると活動を停止して大人しくなります。
このため、病気かどうかを確かめるためにはライトを付けたり懐中電灯で照らして反応があるか確かめるとよいでしょう。
消化不良・胃腸障害
メダカが水面でぼーっとしている原因に消化不良・胃腸障害があります。メダカは常に何かを食べている生物で、なにか食べ続けていないということは消化器系に異常がある可能性が高いです。
まず、消化不良を起こすメダカは白くて半透明の細長い糞をしています。この糞をしているということは何も食べていないということなので、メダカにとってはかなり危険な状態と言えます。
消化不良でぼーっとしているメダカは、本当に意識が朦朧としており何も食べていないです。また、活動も鈍くなり、群れからも遠ざかって一人ぼっちになっています。
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