更新日時: 2021年/05月/18日 by aruna
ただ、サンゴはとてもデリケートな生き物なので、できればあまり手で触れることなく掃除したいものです。
そこで、私が行った、スターポリプを傷つけずに表面のごみなどを除去する、とっておきの方法を紹介します。
スターポリプをすぐ満開にする方法
スターポリプにダメージを与えずに、すぐ満開にする方法を紹介します。
光の量を増やす
スターポリプが開かないときにまず最初に行うべきは光の量を増やすことです。スターポリプはおそらく相当量の光を浴びせないと触手を出しません。サンゴは光合成しており、触手から光を吸収しています。サンゴは夜などの光が当たらないときは触手を引っ込めています。
おそらくスターポリプはかなり強い光を浴びないと昼間だと認識しないのでしょう。
私もこの間ライトの数を一台減らしたらスターポリプが閉じました。ですが、元通りの光量にしたらすぐに開きました。
気をつけるべきはスターポリプを置く位置によっても光の量が違います。もっとライトに近い上の方にスターポリプをおいてあげるのも重要です。
ちなみに光の色は白でも青でもなんでもいいです。むしろ白色のほうがスターポリプは好むようです。ただし、白色だとあまりきれいな色にならないので青と白のライトで照らすといいでしょう。
①逆さまにする
まず、表面に付着したごみを落とすために、スターポリプを逆さまにしてゴミを払い落します。
この時は、表面を触らないように、サンゴの端をつまんで裏返します。
逆さにした後はよく振って表面のごみや細かい砂をきれいにしたら、すぐに元の場所に戻します。
②マガキガイ・ヤエヤマギンポなどを入れる
スターポリプが開かない原因の多くは、コケの付着によるものです。
ネット上では、ブラシなどでこすって落とす方法が紹介されていますが、この方法だとサンゴに多大なる負担がかかります。
サンゴは自然界では一生海の外から出ることすらない生き物なので、手で触っただけでストレスを感じます。
ですから、なるべく触らないでコケを落とすために、マガキガイなどのコケ取り生物の力を借りるのです。
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