更新日時: 2019年/06月/27日 by aruna
ベタの繁殖は熱帯魚の中では少し難しい方です。グッピーなど卵胎生メダカと比べると格段にレベルが違うので、最初のうちは失敗することが多いです。特に産卵まではこぎつけられても、稚魚をうまく育てることができない人がほとんどです。
この記事では、ベタの産卵から稚魚育成までの正しい方法を説明します。
ベタの繁殖は親選びから始まる
トラディショナル ベタ
泡巣作ってた
嫁さん探すかな✨ pic.twitter.com/uUQ2P0Wlbf— おにザリ (@onizarimania) 2019年6月18日
ベタを産卵させるための第一関門は親選びです。ここで健康なオスとメスを選ばないと産卵させることすらできません。
まず、ベタのオスを選ぶときは体色が鮮やかで泡巣を盛んに作っているものを選びます。
これは見たらわかるので誰でもできると思いますが、問題はメスです。
ベタの繁殖で重要なのはメス選びです。
まだ成熟していないベタのとオスを一緒にした場合、オスが激しい攻撃を仕掛けてメスが死んでしまう事故がよく起きます。
そのため、十分に成熟したメスを選ばなければなりません。
成熟したベタのメスはお腹が大きくなり、お尻から産卵管という、卵を産むための管がはみ出ています。
さらに、体が黒っぽくなって、縦縞模様がうっすらと浮かび上がっているのが発情期に入って証です。
この発情したメスを選ぶことが、ベタを繁殖させる大きなコツです。
ベタの繁殖温度
ベタは高温を好みます。実際、ベタのふるさとであるタイでは、年中28度というかなり高水温で飼育されています。
そのため、ベタの繁殖は28度がベストで、26度~30度ぐらいの範囲で管理するようにするとよいでしょう。
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