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ギラファノコギリクワガタの飼育・繁殖・販売情報

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ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ

更新日時: 2019年/04月/18日 by aruna

 
ギラファノコギリクワガタは、世界最大のクワガタです。その巨大さから、全国の少年たちから多大なる人気を集めています。今回は、そんなギラファノコギリクワガタについて紹介していきます。
 
 
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ギラファノコギリクワガタの飼育法

 
ギラファの成虫はとても丈夫で飼育しやすいです。しかし、大型のオスはとても狂暴なので、ペアリングの際にメスと同居させると、高い確率でメスが死にます。
そのため、メスの上にオスを乗せるハンドペアリングを行うか、オスの顎を輪ゴムやビニタイなどで縛ってメスを挟めないようにするなどの工夫が必要です。
 

ギラファノコギリの産卵セット

 
ギラファのメスは朽ち木ではなく、主に昆虫マットに産卵します。微粒子で発酵が進んだマットに多く産卵するので、月夜野きのこ園の完熟マットや、フォーテックのヒラタ・ノコ一番を用いるとよいでしょう。
 
産卵セットは非常に簡単で、これらのマットを半分ぐらいケースに堅詰めして、残りの2割のスペースにふんわりとマットを入れたものにメスを入れます。あとは3週間ぐらい放置すれば、卵を産んでいるのが確認できるはずです。
 
ギラファのメスは非常に多く卵を産むため、うまくいけば50個以上卵を得ることができます。
 

ギラファの幼虫飼育

 
ギラファの幼虫は、菌糸ビンでも発酵マットでも育ちますが、菌糸ビンで飼育したほうが大きな成虫が羽化しやすいです。また、ノコギリクワガタは菌が回りたての新しい菌糸ビンよりも、少し熟成した古い菌床を好むので、2週間から一か月程度ビンを放置して熟成させるとよいでしょう。
 
ギラファのオスはとても大きくなるので、最終的に3.5リットル以上の大型のケースが必要になります。ただ、ビンを横に倒すと小さな菌糸ビンでも羽化まで持っていけるので、大きなビンを持っていない方は是非お試しください。
 
成虫になるまでの期間は大きさを考慮すると意外と短く、メスは8か月程度、大型のオスでも一年程度で羽化します。もちろん低温でじっくりと育てればこれ以上の年月がかかりますが、それでも一年半以上かかるようなことはありません。
 
ちなみに大型のオスは休眠期間が長く、活動を始めるまでに半年程度かかるので注意が必要です。
 

ギラファのギネス

 
ギラファのギネスは、121.0ミリ(ケイスケ)です。このサイズは野外ギネスと全く同じであり、ブリード数もかなり多いことを考えると、更新するのは非常に難しいと思われます。
 
 

ギラファの種類

 
ギラファは東南アジア一帯に広く分布しています。特に有名な産地はフローレス島で、フローレス産のギラファ(ケイスケギラファなど)は最も大型に育ちやすいです。ほかにもジャワ島産などの個体が日本に良く入荷しますが、最大体長が100ミリ程度と、最大亜種のケイスケと比べると20ミリ近くも差があります。
 

ギラファの販売情報

 
ギラファは海外産クワガタムシの中でも最も人気があるので、全国の昆虫ショップでほぼ必ず販売されています。また、ジャワ島などからのワイルド個体もよく入荷しているので、数千円前後から購入することができます。また、ネット通販でも手に入りますし、ヤフオクならかなり安い値段でブリード個体を入手することができます(ワイルド個体も業者が出品しているので購入できます)
 

まとめ

 
ギラファノコギリは子供たちからの人気が高く、初めて育ててみたのがギラファだったという人も多いでしょう。飼育もペアリングにさえ気を付ければ非常に簡単ですし、だれでも大型個体を作出できるので、初心者やお子さんにはおすすめです。是非飼育してみてくださいね~!!!

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