魚の病気

海水魚の白点病を予防&治療する方法

海水魚は淡水魚と比べて白点病にかかりやすいです。
白点病は、原虫(目に見えない寄生虫)が魚の体表に寄生することが原因です。

しかし、海水と淡水では原虫の種類が違うため、見た目は同じでも全く違う病気です。

ですから、淡水魚用の白点病治療薬(メチレンブルーなど)を使っても全く効果はありません。

淡水魚の白点病は感染力が強く、あっという間に水槽中の魚に伝染します。
また、進行も早いため危険な病気ですが、海水魚の白点病ではそこまで伝染力は強くありません。

さらに、水換えなどをして水槽の環境を整えてあげると自然治癒することもあります。

しかし、海水魚の白点病でも悪化してしまった場合
(全身がびっしりと白点で覆われた場合)は命にかかわりますし、できるだけ早めに処置するようにしましょう。

ここでは、白点病を予防する意外な方法と、初期の白点病の治療法について書いていきます。

水槽の立ち上げ直後は危険!

白点病が一番発生しやすいのは水槽立ち上げ直後です。
立ち上げ直後の水槽にはバクテリアが少ないので水が汚れやすく、魚にストレスがかかります。
ストレスがかかると魚の免疫力が落ちるため、白点病にかかりやすくなってしまいます。
特に海水魚は少しの硝酸塩でも致命的なダメージを受けるので、立ち上げ直後は魚の数をできるだけ少なくする必要があります。

そのため、立ち上げから一か月まではスズメダイなどの丈夫なパイロットフィッシュを一匹(60センチ以上なら2匹まで)だけ入れて様子を見るのが一番です。

①ヌメリトサカを入れる

サンゴの仲間は毒性のある粘液を分泌しています。特にソフトコーラルの仲間は毒性が強く、毒に弱いサンゴを隣に置いておくと枯れてしまうことがあるほどです。この毒には殺菌成分があり、白点病の原因となる原虫にも効果があるといわれています。

特にヌメリトサカは毒性が強く、ソフトコーラルの中でも一番だといわれています。

実際、ヌメリトサカなどのトサカ類を多く入れた水槽では白点病の発生が少ないという報告もあります。
私もヌメリトサカが入っている水槽がありますが、今まで一度も白点病が発生したことはありません。
もし白点病にお悩みなら、ヌメリトサカを大量に導入してみることをおすすめします。

②メディマリンを使う

メディマリンという配合飼料には、白点病を予防する効果があります。
メディマリンには、ラクトフェリンという成分が含まれています。
ラクトフェリンには魚の腸内環境を正常化し、免疫力をアップさせる効果があります。

ページ:

1

2 3 4

関連記事

  1. 魚の病気

    熱帯魚や金魚の病気は、市販の薬では治せない3つの理由

      熱帯魚や金魚が病気になってしまうことはよくあり…

  2. 魚の病気

    金魚のエラ病の見分け方と治す方法

    エラ病は魚の死因の中で最も多い非常に厄介な病気です。エラ病は特…

  3. 魚の病気

    魚の病気を一瞬で治す方法【誰でも500円でできる!】

    最近私はネットサーフィンをしていると、とてつもない情報を見つけてしまい…

  4. 魚の病気

    尾ぐされ病は放置でOK!ただしい治療法を紹介!

    尾ぐされ病は魚のヒレが溶けていく病気です。よく、書籍などにはおぐさ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 金魚

    デメキンの飼育法と種類について
  2. サンゴ

    飼いやすいサンゴはどれ?小型水槽でもOKな初心者向けソフトコーラルを紹介
  3. コケ取り生体

    水槽のコケ取り生体で一番おすすめはコイツだ!
  4. 水草

    水草水槽のレイアウトが下手な人が試すべき3つのコツ
  5. アクアリウムについて

    アクアリウム初心者におすすめの水槽サイズは?
PAGE TOP