更新日時: 2023年/09月/18日 by aruna
個体差がありますが、ずっと隠れているメダカも1週間から1か月ぐらい経てば金魚やグッピーのようにエサを求めて泳ぎ回るようになります。
温度が低い場合もずっと隠れている場合が多い
また、冬など温度が低い場合もメダカはずっと隠れている場合が多いです。とくに温度が10度以下の場合は全くメダカが動かない事が多いです。温度が低い場合も当然ですが何か異常があるわけではなく自然な行動です。春になって気温が暖かくなれば普通に動き回るようになると思います。
品種によって慣れにくいメダカもいる
さらに、品種によってとても臆病で慣れにくいメダカもいます。たとえば、サファイアという品種はとても臆病で人に慣れにくくずっと隠れています。サファイアは半年以上経っても人がいると餌を食べないこともあります。このように、個体や血統、品種によって人に慣れにくく臆病でずっと隠れているメダカも存在します。
懐いていたメダカが突然ずっと隠れているのは病気
ただし、人前に出てくるほど懐いていたメダカが突然、ずっと隠れているようになってしまったのは病気の可能性が高いです。
特に、メダカの群れがエサを食べに来なくなった場合は水質悪化や病気の蔓延が疑われます。
中には、エサを食べに来なくなったら水換えを行うというメダカ屋も実際にあるようですが、この段階まで行くとメダカが体調を崩しているためエサを食べに来なくなる前に水換えスべきだと思います。
繰り返しますが、メダカを購入した直後はまだ環境に慣れていないので病気ではない事が多いです。
ですが、以前から人になれていたメダカが急に隠れるようになったのは病気の可能性が高いです。
なぜ病気のメダカはずっと隠れているのか
なぜ病気のメダカはずっと隠れているのでしょうか?
それは、生き物の本能的に病気になると他者を避けるようになるからです。
自然界で病気などで体力が低下すると、外敵に襲われる確率が増えます。
実際、病気になると隠れるようになるのはメダカだけでなく金魚やクマノミなど他の魚も同じです。
さらに、魚だけでなく、おそらくすべての生物が病気になると他者を避けて隠れるようになります。
人間でも体調が悪いのに病院に行かなかったり、病気であることを隠す人がいます。体調が悪くなったら病院に行ったり、周りに打ち明けたほうが合理的ですが、頑なに病気であることを隠すのはやはり「他人につけこまれたらどうしよう」というような気持ちがあるのではないかと思います。そして、そういう気持ちになるのは、メダカたちと同じ病気になっていることを隠そうとする本能があるからだと思われます。
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