更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
メダカを室内で飼育している場合、PSBを使うと奥さんやお母さんがブチ切れると思います。
この臭いさえ我慢できればPSBは自分で増やせるエサ+バクテリアとしてとても便利に利用できるでしょう。
PSBとは?
PSBは光合成細菌と呼ばれ、植物のように光を浴びて増殖する細菌の一種です。PSBは水質を浄化する効果があり、バクテリア剤として販売されています。
また、PSBは光さえあれば増殖するため、個人の家でも簡単に増やすことができます。このため、メダカを飼育している方はプロ・アマ問わずPSBを使用している方が非常に多いです。
針子・稚魚のエサとしても使える
さらに、PSBは針子や稚魚のエサとしても使用されています。PSBは非常に小さいため針子も食べることができます。ただ、PSBはあまりにも小さすぎるため、口からではなく針子のエラからPSBを吸収しているという説が有力です。
実際にPSBをメダカの針子が食べているかどうかは諸説あるのですが、PSBを与えると明らかに成長が早くなり、餓死する針子が激減するため、メダカの養殖業者などもPSBを与えているところが多いです。
成魚にも用いられる
さらに、メダカの成魚にもPSBを与える方も多いです。PSBをスポイドで水槽に添加すると魚がよってくるため、PSBを吸収しているのはほぼ間違いないと思います。
PSBはアミノ酸やビタミンなどの栄養素が豊富だとされていて、痩せ細り病など、病気のメダカのための滋養強壮剤としても用いられています。
PSBの与え方
メダカに対するPSBの与え方を解説します。
水槽立ち上げ時
水槽立ち上げ時には、水1リットルに付きPSBを0.5cc~2cc混ぜます。PSBは濃度が濃ければ濃いほど効果を発揮しやすくなります。
水槽立ち上げ時にPSBを入れるとアンモニアなどの毒素を分解するのを助けてくれるバクテリアのエサになるため、立ち上がりが早くなります。
エサ・メンテナンス
PSBをメダカのエサや水質維持のメンテナンスに用いる場合は、毎日スポイドで水槽に投入します。PSBの量は1リットルにつき0.1cc~0.5cc程度で十分です。
PSBを投入するとメダカがすぐに寄ってくるのでかなり嗜好性が強いのだと思われます。もちろん水質維持にも効果があります。ただし、PSBを大量に入れすぎると逆に水が濁ってしまうため気をつけましょう。
PSBのデメリットは臭い
PSBはエサとしてもバクテリア剤としても有能ですが、非常に大きなデメリットがあります。それは、非常に臭いということです。この臭さが尋常ではなく、もしあなたが家族と同居している場合、屋内でPSBを使うのは無理だと思います。
具体的にPSBの臭いを言葉にするのなら、凝縮したウンコの塊という表現が最も正確だと思います。PSBを使っているとこのウンコの臭いを毎日嗅がなければなりません。
コメント